あやしい水槽

海水魚 サンゴ 海藻  あやしい記事とピンボケ写真.そして誤字脱字...

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カテゴリー salt mix の記事一覧

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人工海水(7)クマリンシーソルト 

年末になると何故か忙しくなってしまい,更新する気力も萎え気味です(^^;
こんなときには繋ぎで久々の海水ネタです.

現在進行形で換水システムをこしらえてますが,そのシステムでの
海水の容量は50Lを想定してます.
以前は人工海水を購入後,一回の換水量分をZIPロックに小分けにして
換水の手間を省いていましたが,この頃,この小分け作業すらめんどくさく
なって,最近こちらの銘柄を愛用してます.

クマリンシーソルト(50L×8袋)

50L分で袋詰めされているので,なにも考えずに水にドバッっと入れるだけ.
200Lや100L用で袋詰めされているものより少々割高ですが,すこぶる便利なので
気に入っています.

実際使ってみて水槽の調子も問題なく,またコケの発生も少なくいいものだと
感じていましたが,特性そのものを測ったことがないので,今回この海水の諸特性を
測ってみました.
以下,結果です.

項目       クマリンシーソルト 測定器具/試薬
1.比重    :   1.021     InstantOcean比重計(ボーメ計で確認済)
2.水温[deg.C]:   25      アクア用水温計
3.pH      :  8.20     pHメータ(アクアトロニカ)
4.KH[dh]   :   7       RedSea
5.Ca[ppm]  :   380       RedSea PRO
6.Mg[ppm]  :   1040      RedSea
7.NO3[ppm] :   ≒0       RedSea
8.PO4[ppm] :   0.05       HANNA

諸条件は,
・RO/DI水を使用
・約24時間パワーヘッドで攪拌
てな感じです.

CaとMgの値がさびしいですが,比重が1.021と低いので,
CaとMgも低く出ていると思います.
RedSeaのMg試薬の取説によると,

  塩分濃度(SG)@25℃:マグネシウムレベル(ppm)
      1.020     :  1015
      1.021     :  1065
      1.022     :  1120
      1.023     :  1170
      1.024     :  1220
      1.025     :  1270
 (RedSea マグネシウム試薬取扱説明書より)

のように,マグネシウム濃度は比重に依存します.
また,カルシウムも同様です.
比重を1.025位まで上げるとマグネシウム濃度は1200ppmは超えると思います.

今の時期,水の蒸発が多いので薄めに作っていますので
今回,このような結果になったと思います.
次回気が向いたら,もう少し濃い目で作って測定してみようと思います.


ついでに水槽の水質も久々に測定したので記載しておきます.

項目        90cm水槽   測定器具/試薬
1.比重    :   1.023     InstantOcean比重計(ボーメ計で確認済)
2.水温[deg.C]:   25      アクア用水温計
3.pH      :  8.20(PM3:00) pHメータ(アクアトロニカ)
4.KH[dh]   :   5       RedSea
5.Ca[ppm]  :   430       RedSea PRO
6.Mg[ppm]  :   1300      RedSea
7.NO3[ppm] :   10~20     RedSea
8.PO4[ppm] :   0.42      HANNA

と,こんな結果でした.
海水は現在クマリンシーソルトにして2箱目.
換水は,人工海水の場合50L/週で,月に一回くらい天然海水を
70L位使っています.なので月の換水量は250L位でしょうか.
水槽とろ過槽あわせた全水量くらい換水していることになります.

魚たくさんの強制通水ろ過水槽なので,NO3もPO4も高いのは仕方ない
ところですが,意外なのはCaとMgの値が人工海水の測定値より高い
ことです.
CaやMgを消費するサンゴも少ないせいでしょうか??
消費されないと蓄積されるのかな??
天然海水は千葉県の房総沿岸のものなので,CaやMgの値はそう高くない
ものと思います.

人工海水の銘柄の中には無理にCaやKHを高くしたものもありますが,
極端にこれらの値が高いと,作製時に析出したりして,扱いにくいもの
になったりします.析出させてしまった人工海水はCa値やpHが低下して
やはり特性が劣化します.
またKHが極端に高いとソフトコーラルには好ましくないようです.
特ににイソギンチャク系にはダメージを与えることもあります.


これまで色々な銘柄の人工海水を使ってきましたが,そのなかでも
クマリンシーソルト使用感としては,自分の中で上位に位置する
人工海水です.


<人工海水シリーズ>
カテゴリー salt mix

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人工海水のタブー 続編 

前回の記事の続きです.
1.水槽の換水時に毎週交互にCoralifeとReefCrystalsを入れる
2.換水用にCoralifeとReefCrystalsを別々に作ってそれぞれ水槽に入れる
3.換水用にCoralifeとReefCrystalsを別々作って,それを一緒に混ぜた上で水槽に入れる
4.塩の状態でCoralifeとReefCrystalsを直接混ぜて,水に溶かす.
5.一方の塩を規定の半分の量を使って溶かし比重1.011くらいの海水を作る,
  そこに,もう一方の塩を規定の半分を入れ,最終的に比重1.022くらいの海水を作る

の5番の方法で海水を作ってみました.

まずCoralifeを先に溶かして,半日程度攪拌.
比重は,
IMG_1275.jpg
比重が低いためか,Coralifeですが白濁してませんでした.


次にReefCrystalsを投入して,さらに一晩攪拌.
出来上がりです.
IMG_1278.jpg
白濁してません.作った量は16Lです.
なお,ReefCrystalsとCoralifeの配分は1:1です.

比重が1.026と濃い目になってしまいました.
前回の結果と比較しにくくなりましたが,いつもの条件で測定

  項目      測定結果           測定器具/試薬
1.比重    :   1.025        InstantOcean比重計(ボーメ計で確認済)
2.水温[deg.C]:   26               アクア用水温計
3.pH      :    8.26             pHメータ(秋月電子)
4.KH[dkh]  :   12                 RedSea
5.Ca[ppm]  :    490               RedSea PRO
6.Mg[ppm]  :   1240               RedSea

となりました.
問題なさそうなので,水槽に入れました.

前回の記事のTAKAさんのコメントにあるように,比重が高めなので
特にCaとMgの値が高く表れてます.

水槽の総水量150Lに対して,今回作った海水の量は1割程度ですが,
使った感じでは,今のところ問題なさそうです.
(このほかにReefCrystalsで40Lほど事前に換水してます.)

前回の記事のコメントにも書いておいたのですが,
比重とMgの濃度について,RedSeaのMgの試薬の説明書きに記載されていて,
引用すると,

  塩分濃度(SG)@25℃:マグネシウムレベル(ppm)
      1.020     :     1015
      1.021     :     1065
      1.022     :     1120
      1.023     :     1170
      1.024     :     1220
      1.025     :     1270

と,かなり変化しますので,前回の測定値とそのまま比較ができません.
ちょっと,実験しっぱい.
また次回この方法でやってみます.

また,最後に測定結果を並べてみます.

 項目     ReefCrystals Coralife  3の方法  4の方法  5の方法 測定器具/試薬
1.比重    :   1.022    1.021   1.022    1.021    1.025   InstantOcean比重計
2.水温[deg.C]:  26      25     26      26      26    アクア用水温計
3.pH      :  8.23     8.28    8.35    8.46     8.26   pHメータ(秋月電子)
4.KH[dkh]  :   12      10     11      12     12     RedSea
5.Ca[ppm]  :   370     470    440     410      490    RedSea PRO
6.Mg[ppm]  :  1100    1280    1200    1140    1240    RedSea

※RO/DI水を使った結果です.

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人工海水のタブー 

Colalifeを3バケツ使ってきましたが,以前使っていたReefCrystalsを買ってみました.
ReefCrystalsはパッケージが新しくなっていて,その中身も改良されているようです.

通販で安売りされていたので購入したところ,どうも旧製品のもよう.
IMG_1098.jpg

ReefCrystalsの弱点は,CaとMgの値が低いといったところです.
以前の測定結果
その時の感想は,サンゴはポリプを良く出すけど,コケまくり,というものでした.
藻類の働きを活性化するものが多く含有されてるみたいです.

今回購入したReefCrystals(50L)の水質を測定しました.
さて結果ですが,たしかにCa,Mgが低めです.
  項目                      測定器具/試薬
1.比重    :   1.022        InstantOcean比重計(ボーメ計で確認済)
2.水温[deg.C]:   26               アクア用水温計
3.pH      :    8.23             pHメータ(秋月電子)
4.KH[dkh]  :   12                 RedSea
5.Ca[ppm]  :    370               RedSea PRO
6.Mg[ppm]  :   1100               RedSea
7.NO3[ppm] :    0++                RedSea
8.PO4[ppm] :     0++                ReaSea

No3とPO4が若干検出されてる気がします.もしかしてRO/DIフィルタが
ダメになっているのかな?


新しいReefCrystalsはこのあたりが改良されているもよう.

良く見る掲示板の,
Reef Central

The Reef Chemistry Forum

A General Guide to Salt Mixes
に人工海水のカルシウム,アルカリニティ(KH),マグネシウムの測定を行ったデータが
記載されてます.
このあとにもNew ReefCrystalsのことがたくさん書き込みされてます.

これまで使ってきたCoralifeもなかかな良いもので,測定した結果はこのような値でした.
 項目        測定値       
1.比重    :    1.021
2.水温[deg.C]:   25
3.pH      :   8.28
4.KH[dkh]  :   10
5.Ca[ppm]  :   470
6.Mg[ppm]  :   1280
7.NO3[ppm] :    0
8.PO4[ppm] :    0

詳しくはこちらを参照ください.
ただし,作る際に白濁するといった問題があります.
Coralifeは白濁させてしまうとpHが8くらいまで低下してしまいます.

これら,CoralifeとReefCrystalsですが,私が使った上での感想を挙げてみると,
 Coralife
  ・Ca,Mgの含有量が高い
  ・コケが生えにくい
  ・サンゴのポリプの出し具合はそこそこ.
  ・あまりのCa値の高さに炭酸カルシウムとして析出しやすい
  ・水に溶けにくい(これまで使った塩のなかでは一番溶けにくい)
 ReefCrystals
  ・pH,KHが高くCa,Mgが低い
  ・コケまくる
  ・サンゴのポリプの出し具合は良い感じ.
  ・白濁などせず水に溶けやすく使いやすい
  ・ビタミン剤のイイ匂い

そこで,これらCoralifeとReefCrystalsを混ぜて使うと,ちょうど良い特性の
物にならないかなと思って,2つの銘柄を混ぜてみました.
もちろんデメリットだけが組み合わされて,トンデモないものになる可能性はありますが・・・.

上で紹介した掲示板でもCoralifeとInstantOceanやReefCrystalsを組合せて
使っている人がいます.

混ぜ方ですが,5通りほど考えられます.
1.水槽の換水時に毎週交互にCoralifeとReefCrystalsを入れる
2.換水用にCoralifeとReefCrystalsを別々に作ってそれぞれ水槽に入れる
3.換水用にCoralifeとReefCrystalsを別々作って,それを一緒に混ぜた上で水槽に入れる
4.塩の状態でCoralifeとReefCrystalsを直接混ぜて,水に溶かす.
5.一方の塩を規定の半分の量を使って溶かし比重1.011くらいの海水を作る,
  そこに,もう一方の塩を規定の半分を入れ,最終的に比重1.022くらいの海水を作る

1と2は問題なさそうです.
3は十分に時間を掛けて溶かしたあと(十分に反応が進んだ後)ならば問題なさそうです.
4は人工海水を作る上でタブーとされているやり方ですね.
5は最初の塩が十分に溶けてたら問題ないかな???

今回は3と4の方法で作ってみました.

まず3の方法.
3.換水用にCoralifeとReefCrystalsを別々作って,それを一緒に混ぜた上で水槽に入れる

Cralife 9L と ReefCrystals 8Lを別の容器で作り3時間ほどそれぞれ攪拌しました.
Cralifeは白濁しています.
この両方の海水を一つの容器に入れて混ぜました.
IMG_1230.jpg
混ぜても白濁したままです.
この海水の水質は,

 項目        測定値       
1.比重    :    1.022
2.水温[deg.C]:   26
3.pH      :   8.35
4.KH[dkh]  :    11
5.Ca[ppm]  :   440
6.Mg[ppm]  :   1200

となりました.この数字だけをみるとなかなか よさげです.

次に4の方法.
いきなり塩の状態で両者を混ぜます.
4L分ずつ混ざるようにしました.
IMG_1222.jpg
もったいないので8Lだけ作りました.
IMG_1226.jpg
溶け終わったところ.
IMG_1229.jpg
容器に気泡(炭酸ガスですかね?)がたくさん付いてますが
なんと海水自体は白濁していません.

3時間ほど攪拌して,水質を測定してみると

 項目       測定値       
1.比重    :    1.021
2.水温[deg.C]:   26
3.pH      :   8.46
4.KH[dkh]  :   12
5.Ca[ppm]  :   410
6.Mg[ppm]  :   1140

といった結果になりました.
3とはCoralifeとReefCrystalsの混合比率が若干異なってしまったことと,
比重が異なったこともあって,結果に差が生じています.
なので,混ぜ方による差ではないと思います.
pHが高いのは不明.

結果的に白濁せずになかなか良い特性のものになりました.

よく人工海水の作り方のタブーといわれる4の方法ですが,今回の場合,
この限られた測定値と見た目には問題なさそうな結果が得られましたが,
何が起きているか分からないところです.
本当のところはどうなんでしょうね.
天ぷらとスイカの食べ合わせみたいな言い伝えみたいなものだったりして(^^
実際には人工海水の反応って複雑みたいなので,こんな一回の結果で
どうこう言えないのでしょうね.銘柄の組み合わせによっては本当に
トンデモないことがおきるかも.
この4の方法の海水を水槽に入れる勇気はないので使わずに捨ててしまいました(^^
3の方法の海水は水槽に入れてしまいましたが,今のとこ問題なさそうです.

今度は5の方法を試してみようと思っています.

最後に測定結果を並べてみました.

 項目      ReefCrystals  Coralife   3の方法  4の方法  測定器具/試薬
1.比重    :    1.022     1.021     1.022    1.021   InstantOcean比重計
2.水温[deg.C]:   26       25      26      26      アクア用水温計
3.pH      :    8.23      8.28     8.35     8.46     pHメータ(秋月電子)
4.KH[dkh]   :   12       10      11     12        RedSea
5.Ca[ppm]  :    370      470     440     410       RedSea PRO
6.Mg[ppm]  :   1100     1280    1200     1140      RedSea

※RO/DI水を使った結果です.

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コーラルライフの感想と水質チェック 

今週末も淡々と換水を行いました.
またキイロサンゴハゼと海水ネタをループです.

こんな状況ですか,買いたい(飼いたい)魚はいます.
会社帰りに,よくショップを巡回するのですが,
なかなか出会うことはありません.
水槽も満員なのですが,もし手に入ったら,
その時はなんとかするつもりでいます.

巡回コースはこんな感じです.
○京浜コース
 中央水族館(横須賀) - 生麦海水魚センター - タジマ
○東京駅周辺コース
 パウパウ(銀座) - ペンギン(有楽町) - ナチュラル

よく巡回はするのですが,何か生体を購入することはこれらのコースでは
ほとんどありません.
結局,土日に車で出かけた際に購入することがほとんどです.
ショップも土日に会わせて入荷するのでしょうがないですね.


本題です.
換水時に水質チェックをしてみた結果を残しておきます.
ライブシーソルトからコーラルライフへチェンジしてますが,
ほとんど,コーラルライフへ入れ替ったので,ひとまずまとめておきます.

○海水銘柄
60ワイド(ソフトコーラル+魚たくさん): ライブシーソルト:コーラルライフ 1:9
60規格(海藻わっさわっさ): ライブシーソルト:コーラルライフ 2:8

○換水状況
60ワイド:50L (水槽容量150L)
60規格:15L (水槽容量65L)
どちらも換水直前に測定

○水質
項目         60ワイド    60規格        測定器具/試薬
1.比重    :   1.023     1.025      InstantOcean比重計(ボーメ計で確認済)
2.水温[deg.C]:   25        25         アクア用水温計
3.pH      :  7.64(AM11:00) 7.68(PM1:00) pHメータ(秋月電子)
4.KH[dh]   :   7         8          RedSea
5.Ca[ppm]  :   450       460          RedSea PRO
6.Mg[ppm]  :   1240      1280         RedSea
7.NO3[ppm] :   10.0+       5.0+        RedSea
8.PO4[ppm] :   0.5+        0.1         ReaSea

換水に用いた作りたてのコーラルライフの測定結果は,
項目                
1.比重    :    1.021
2.水温[deg.C]:   25
3.pH      :   8.28
4.KH[dh]   :   10
5.Ca[ppm]  :   470
6.Mg[ppm]  :   1280
7.NO3[ppm] :    0
8.PO4[ppm] :    0
測定条件は各水槽のものと同一です.
RO/DI水を使用しています.
マキシジェットで攪拌開始後3時間経過時の測定値です.

コーラルライフの感想ですか,かなり良いものなんじゃないかと感じています.
pH,KH,Ca,Mgともなかなか良い数値だと思います.
ライブシーソルトの時より,サンゴもよくポリプを出しています.
一番顕著な差は,コケが激減したことです.リーフクリスタルやライブシーソルトを
使用していた時は,ガラス面のコケ掃除が必須だったのですが,
コーラルライフでは,今週はコケ掃除はやらなくていいかな,なんて思うくらいです.

だた一つ難点があります.それは攪拌時の白濁です.
最初にコーラルライフを使った際に,バッファー剤の併用でカルシウムが
析出してチリ状のものが舞うほど白濁したのですが,
そこまでではないにしても,海水作製の攪拌時に白濁することがあります.

原因は特定出来てはいないのですが,以下は予想です.
塩を水に投入して攪拌開始後2~3時間経過して反応が終了したころでしょうか,
容器の底や側面に気泡が発生して付着した状態になります.
これがもし炭酸ガスならば,もともとカルシウム含有量が多く,さらにpHが高い
コーラルライフでは,カルシウムとCO2が反応して炭酸カルシウムになって,
それが沈殿を起こして白濁する原因になっている,のかもしれないです.

攪拌時に発生した気泡をパワーヘッドで吹き飛ばすと,白濁を起こさない様です.
まだ数回試したにすぎないので断定は出来ないですが.

そんな問題はありますが,現在のお気に入りの人工海水です.
ちなみに,白濁した海水のpHは8くらいまで落ちます.
この状態でも問題ない様なので,今では使うことにしています.


また,文字だらけになってしまいました.
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人工海水(6)コストの検討 

このGWは9連休でした.正確には会社の一時帰休日2日が含まれています.

あちこちのブログを拝見させて頂いていると,このところ水槽をたたまれたり,
アクアそのものをやめてしまうケースが散見されます.
やはりこの不況が理由で水槽を維持できなくて,仕方なく水槽をたたまれる
方もいらっしゃるようです.

海水水槽の維持には,ここで改めて言う必要も無いですが,
電気代,水道代,人工海水の購入,エサ,フィルター,各種添加剤,・・・・・.

そのなかでも,やはりコストの大きいものは電気代と人工海水の費用でしょう.
ナチュラルシステムでミドリイシを飼育されている方の電気代は
かなりなものなんでしょうね.
自分にはちょっと無理です.

うちの会社がこんな状況なんで,いつ自分もそのような状況に陥るかもしれず,
水槽の維持費について考えてみました.

そこで,今回は人工海水に関わる費用について調べて見ました.
電気代や水道代については,また後日検討してみようと思います.

1.SHOP販売価格の比較
やはりよく使うものは安く購入したいですね.
そこで,代表的な人工海水の銘柄について,
自分が良く利用させてもらうSHOPの販売価格です.
価格の安い順に並べてみました.
サンプルが3つ以上そろった銘柄について示しています.
なお,SHOP名を直接記載するのは気がひけるので頭文字にて
表しています.

[代表的な銘柄のSHOP販売価格の比較]
1-1 tetra marine salt pro (RA) < (AM) < (C)
(C) \7000,600L
(RA) \6200,800L
(AM) \5150,600L

1-2 reef crystals (C),(N) < (AM) < (RA)
(C) \8300,750L
(RA) \9450,750L
(AM) \8700,750L
(N) \8300,750L

1-3 instant ocean (C) < (FS) < (AM) < (N) < (RA)
(C) \5500,800L
(RA) \7350,800L
(AM) \5980,800L
(FS) \5880,800L
(N) \6825,800L

1-4 SEA LIFE (RA) < (C) < (CP) <(FS) < (N)
(C) \4490,500L
(RA) \4489,500L
(FS) \4680,500L
(N) \4725,500L
(CP) \4650,500L

1-5 red sea salt (FS) < (CP) < (RA) < (C) < (N)
(C) \6615,750L
(RA) \5980,750L
(FS) \5380,750L
(N) \7291,750L
(CP) \5600,750L

1-6 red sea coral pro (AM),(RA) < (CP) < (C) < (N)
(C) \6615,660L
(RA) \6200,660
(N) \8820,660L
(CP) \6300,660L
(AM) \6200,660L

なお,ここに記載した値は定常的に扱いのあるもので,
期間限定価格は除外しました.
価格はバケツ価格を基本として,ダンボール価格の方が
安い場合には,その価格で比較を行いました.

現在自分の使用している銘柄はここには無いですが,
皆さんの使用中の銘柄はどうでしょうか.


2.一般的な銘柄の最安値
次に,一般的に入手が可能と思われる銘柄の最安値と,
その最安値で,人工海水にしたときの単位体積あたりの
コストを記載しました.
一部ですが天然海水のコストも掲載しています.

参考までにアメリカでの通販価格と比較した銘柄もあります.
アメリカの通販では人工海水のような商品には
Overweight Shipping Charge $15-20が掛かるようで,
そのチャージも含めてコストを試算しました.

[一般的な銘柄の最安値]
SHOP  銘柄           価格  容量  コスト(海外でのコスト)
(AM) red sea coral pro     \6200,660L, \9.4/L ( \10.3/L)
(FS) red sea salt         \5380,750L, \7.2/L
(RA) SEA LIFE           \4489,500L, \9.0/L
(C) instant ocean         \5500,800L, \6.9/L ( \9.5/L)
(C),(N) reef crystals       \8300,750L, \11.1/L ( \10.7/L)
(C),(RA) tetra marine salt pro \6200,800L,\7.8/L
(C) BIO-SEA           \7140,560L,\12.8/L
(N) seachem reef salt      \4950,200L,\24.8/L ( \9.8/L)
(C) GEX premium salt      \4380,200L,\21.9/L
(N) viesalt             \7875,700L,\11.3/L
(RA) ocean pure         \4830,600L, \8.1/L ( \7.5/L)
(AM) CORALIFE         \5680,570L,\10.0/L ( \11.4/L)
(AM) kent marine        \4000,190L,\21.1/L ( \9.8/L)
(CP) live sea salt        \7245,600L,\12.1/L
(C) 天然海水           \1980, 25L,\79.2/L
(C) UV殺菌海水         \2280, 25L,\91.2/L

こうやって比較するとインスタントオーシャンのコストがずば抜けて安いですね.

アメリカのコストと比較すると日本の方が安いケースが多いのですが,
これは,Overweight Shipping Charge $15-20が乗った価格であるため,
人工海水自体の価格はかなり安く,輸送費に多く掛かっています.

日本の場合には1万も買えば送料無料になるでしょうから,
送料は今回の価格には考慮していません.
ついでに色々買ってしまいますよね.

日本の場合は国土の狭さと運送会社の努力があって,
送料が抑えられているのでしょうか.

3.うちの年間の人工海水費用
うちでは海水水槽2本が稼動しています.
そこで掛かる年間コストを試算してみました.

[年間コスト試算]
換水状況:換水量60L/週

年52週から 60L×52 = 3120L

\7/Lの場合, \21840
\10/L       \31200
\20/L       \62400
\79.2/L      \247104

現在は CORALIFE を使用しているので,
年間 \31200 ですね.
当たり前の結果ですが,意外と高いなという印象です.

この換水量は,換水間の硝酸塩の上昇値を測定して決めた値です.
ろ過器の構成も変更していたり,生体数も変わっているので,
現在は最適な換水量も変化しているかもしれないです.


現在,入手できる人工海水の銘柄については,
以前リストにしてます.
人工海水に関するリンク

長々と最後まで読んで頂き,ありがとうございます.
うちのような平凡なリーマン家庭では,
やはり海水水槽を維持していくのは負担が大きいですね.

色々なアイデアで,うまくアクアの趣味を続けて行こうと思います.

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人工海水(5)CORALIFE その2 

先日,新しく購入したコーラルライフの続きです.
この記事,下書きのまま公開してませんでした.

さて,攪拌中にものすごい白濁状態になり,一晩マキシジェット2台で一晩攪拌
しても,結局白濁は収まりませんでした.
しかぱっちさんのおっしゃるような,カルシウムが析出した状態になったようです.
純水を容器にためる際に,デルフィスのバッファー剤を付属のスプーン半分ほど
容器に入れておいたのですが,これが裏目に出ました.
今回購入したコーラルライフはカルシウムとマグネシウム成分量が多く,
しかもpHも8.37くらいあります.
バッファー剤の主成分であるはずの重曹を加えると,
それに含まれるNaがCaを追い出す形になりCaが沈殿したのでしょう.

実際,白いチリのようなものが水中を舞っており,攪拌をやめると底に
カルシウムが沈殿します.この状態のものを使うわけにも行かず
泣く泣く捨ててしまいました.
容器の底には白いミルク状のものが溜まっていました.


再度RO+DIで純水をためて,コーラルライフを規定量加えて1時間ほど攪拌した
状態です.
IMG_0840.jpg
今度は白濁することなく海水を作ることができました.
また白濁したらどうしようかと,ちょっとドキドキしていた小心者です.

pHを測ってみると,
IMG_0841.jpg
こんな値です.比重は1.022@25℃
KHは7でした.
pHとKHとCaは質量作用の法則によって,そのすべての値が同時に高いということは
あり得ないものですが,前述したようにコーラルライフの場合pHとCaがそれなりに
高い値であるためKHは妥当な値でしょうか.

こちらの掲示板に各社の人工海水の主要3特性を調べた方がいらっしゃいます.
http://reefcentral.com/forums/showthread.php?s=816da9052dcf9208aed57cf2e9d61a30&threadid=1287118

自分でもCaを測ろうと思い,塩と同時に購入したCa試薬の箱を開けてみると,
IMG_0844.jpg
注射器やらなんやら,お医者さんKITです.
間違えて”Calcium PRO”の方を購入してしまいました.
説明書を見ると,なにやらめんどくさそうです.

もう疲れたので,Caの測定は来週末にすることにしました.


純水は不純物を取り込みやすい状態にあるため,
あらかじめバッファー剤を少量混ぜておくことで
余計なものが混ざらないようにしたつもりだったのですが,
マヌケでした.これからは塩を一掴みでも入れておく事にします.
超純水でもないので,こんなに気にする必要もなさそうですが・・・.

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人工海水(5)CORALIFE その1 

人工海水が残り少なくなりました.
これでおしまい.現在使用中のライブシーソルト
IMG_0808.jpg

今回は使い終える前に通販で買っておきました.
宅急便屋さん,ごくろうさまです.

今回はコーラルライフにしてみました.カミハタが代理店です.
OCEANIC CORALIFE Scientific Grade Marine Salt
ついでに吸着剤とCaの試薬も買いました.
IMG_0828.jpg
コーラルライフは日本ではあまり見かけない塩ですか,
米国ではポピュラーのようです.
どんなものかというと,ここら辺が参考になるかと思います.
MarineDepotの人工海水コーナー
リーズナブルな価格ながらもそこそこの性能のようです.
人工海水に関してはこちらの掲示板で熱くディスカッションされています.
Reef Central Online Community

コーラルライフにはおまけが付いています.
IMG_0829.jpg
Tシャツです.
子供に着せてみました.
IMG_0830.jpg
これ大人が着ても大きいです.LLLくらいでしょうか.
さすがアメリカン :-)

150gallon(約570L)で他のバケツより一回り小さいです.
バケツの中は,塩はジップ式の袋3つに分けられていて,
さらにTシャツも入っていました.

早速,恒例のジップロックに小分けしました.
IMG_0831.jpg

換水すべくRO+DI水に混ぜます.
説明書には,
7.25lbs./25gal.の混合比率にすべしとあります.
(↑しかし,いい加減SI単位系にしてほしい >アメリカ人)
34.8g/Lに換算されます.

とりあえず,比重とpHをチェックしてみました.
先の比率で比重は1.022@25℃になりました.
pHは,
IMG_0832.jpg
でした.

ところが,マキシジェットで攪拌していると,
困った状況になりました.
ものすごい白濁です.
IMG_0836.jpg
かれこれ3時間ほど攪拌してますが収まりません.

様子を見て,また報告します.

----------------
25Gallons(US)=94.6L
1Gallons(US)=3.79L
7.25lbs. = 3.29kg
0.29lb.= 0.132kg

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