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5月の水温と室温
2010/05/26 [Wed] 00:02:55 » E d i t南方の国に尻拭いツアーで出かけていたのですが,ようやく帰国できました.
日本は多少は涼しいだろうと思っていたら,なんという蒸し暑さ.
湿度が高く不快ですよ.南方の国の方が,まだカラッとして
潔い暑さです.マンゴーもおいしいし,日本よりイイかも.
ドイツ人と一緒に行動してましたが,暑さで滅入っていました.
このお方,サッカーは全く見ないそうで.もちろんワールドカップも.
こんど,ドイツに行ったときにアクアショップへ連れてけ,と
一応約束しときました(^^
こう暑いと水槽の水温も気になりますが,アクアトロニカで水槽の水温と
水槽を設置しているリビングの室温,そしてろ過槽を設置している地下倉庫の
室温をロギングしているので,涼しい日と暑い日の温度のふるまいを比較してみました.
こちらは涼しい日のデータです.(クリックすると大きくなります)

横軸は時間.よるの22時からデータは始まって,次の日の22時まで24時間
データを取得してます.一目盛りは2時間で,データの点は30分間隔です.
縦軸は温度.一目盛り0.5℃です.
室温も安定していることから,水温も穏やかに変動しています.
ヒータは25.2℃でONになります.
水温の変動幅は1.1℃くらいあります.
もう少し変動幅を小さくしたいところです.
この日はヒータがONになるすれすれの水温まで下がっていたようです.
16:30ごろからメタハラが点灯しますが,その後じわじわ水温が上昇している
ことがわかります.
倉庫の室温は室温より1.5~2.5℃くらい低く,温度変動幅も小さいようです.
一方,こちらは暑い日
今日のデータではなく,10日ほど前に取得したものです.

(このグラフもクリックすると大きくなります)
まだ真夏ではないので,朝方は気温が下がり,室温も23.9℃まで
下がっています.朝6:00に室温は上昇に転じて15:30に最高室温29.4℃を
マークしました.
水槽の水温に着目すると,室温が水温に近づいたころ,
26.5℃を超えた時点でクーラが作動して,水温が急激に下降している
様子が分かります.
クーラは26.5℃で動作開始して25.8℃になった時点で動作が停止するようです.
温度差0.7℃を30分~1時間くらい掛けて水温を下げるようです.
海水魚にとっては,この温度変化の傾きはやや大きいような気がしますが,
どうでしょうか.
クーラはゼンスイのZR-130を使っていますが,このクーラは
水温センサがクーラ本体の配管内にあります.
センサを水槽に取り付ける必要も無く,一見便利に感じますが,
直接,水槽の水温を測定していないため,水温の制御に遅れが
生じるという欠点があります.
オーバフローで使う場合,水槽から落ちてきた水がろ過槽(サンプ)に
たまり,しばらくろ過槽に留まった後にクーラに流れてくるので,
水槽の水温とは差が生じます.
クーラの制御は単純なリミット制御なので,制御遅れが生じます.
PID制御といったフィードバックがうまく掛かる方法で水温をコントロール
させたいところです.
倉庫の室温に目を向けると,クーラの動作時に室温が一時的に1~2℃くらい
急激に変動しています.クーラも地下倉庫に設置してますので,クーラの
廃熱で室温が上昇します.
クーラの背面に倉庫の小型換気扇がありますが,その換気扇では,クーラの
廃熱をすべては排気しきれていないようです.
地下倉庫は室温より2.5~5℃くらい低く,まだこの時期は水温を越える
ことはなさそうです.
ろ過槽に断熱を目的としてスタイロフォームを貼ってありましたが,

地下倉庫の室温が水温を下回っている間は,ろ過槽では放熱させたほうが
水温を下げることができそうです.
真夏になって,地下倉庫の室温が水温を上回るまで,スタイロフォームは
つけないでおこうと思います.
e/
日本は多少は涼しいだろうと思っていたら,なんという蒸し暑さ.
湿度が高く不快ですよ.南方の国の方が,まだカラッとして
潔い暑さです.マンゴーもおいしいし,日本よりイイかも.
ドイツ人と一緒に行動してましたが,暑さで滅入っていました.
このお方,サッカーは全く見ないそうで.もちろんワールドカップも.
こんど,ドイツに行ったときにアクアショップへ連れてけ,と
一応約束しときました(^^
こう暑いと水槽の水温も気になりますが,アクアトロニカで水槽の水温と
水槽を設置しているリビングの室温,そしてろ過槽を設置している地下倉庫の
室温をロギングしているので,涼しい日と暑い日の温度のふるまいを比較してみました.
こちらは涼しい日のデータです.(クリックすると大きくなります)

横軸は時間.よるの22時からデータは始まって,次の日の22時まで24時間
データを取得してます.一目盛りは2時間で,データの点は30分間隔です.
縦軸は温度.一目盛り0.5℃です.
室温も安定していることから,水温も穏やかに変動しています.
ヒータは25.2℃でONになります.
水温の変動幅は1.1℃くらいあります.
もう少し変動幅を小さくしたいところです.
この日はヒータがONになるすれすれの水温まで下がっていたようです.
16:30ごろからメタハラが点灯しますが,その後じわじわ水温が上昇している
ことがわかります.
倉庫の室温は室温より1.5~2.5℃くらい低く,温度変動幅も小さいようです.
一方,こちらは暑い日
今日のデータではなく,10日ほど前に取得したものです.

(このグラフもクリックすると大きくなります)
まだ真夏ではないので,朝方は気温が下がり,室温も23.9℃まで
下がっています.朝6:00に室温は上昇に転じて15:30に最高室温29.4℃を
マークしました.
水槽の水温に着目すると,室温が水温に近づいたころ,
26.5℃を超えた時点でクーラが作動して,水温が急激に下降している
様子が分かります.
クーラは26.5℃で動作開始して25.8℃になった時点で動作が停止するようです.
温度差0.7℃を30分~1時間くらい掛けて水温を下げるようです.
海水魚にとっては,この温度変化の傾きはやや大きいような気がしますが,
どうでしょうか.
クーラはゼンスイのZR-130を使っていますが,このクーラは
水温センサがクーラ本体の配管内にあります.
センサを水槽に取り付ける必要も無く,一見便利に感じますが,
直接,水槽の水温を測定していないため,水温の制御に遅れが
生じるという欠点があります.
オーバフローで使う場合,水槽から落ちてきた水がろ過槽(サンプ)に
たまり,しばらくろ過槽に留まった後にクーラに流れてくるので,
水槽の水温とは差が生じます.
クーラの制御は単純なリミット制御なので,制御遅れが生じます.
PID制御といったフィードバックがうまく掛かる方法で水温をコントロール
させたいところです.
倉庫の室温に目を向けると,クーラの動作時に室温が一時的に1~2℃くらい
急激に変動しています.クーラも地下倉庫に設置してますので,クーラの
廃熱で室温が上昇します.
クーラの背面に倉庫の小型換気扇がありますが,その換気扇では,クーラの
廃熱をすべては排気しきれていないようです.
地下倉庫は室温より2.5~5℃くらい低く,まだこの時期は水温を越える
ことはなさそうです.
ろ過槽に断熱を目的としてスタイロフォームを貼ってありましたが,

地下倉庫の室温が水温を下回っている間は,ろ過槽では放熱させたほうが
水温を下げることができそうです.
真夏になって,地下倉庫の室温が水温を上回るまで,スタイロフォームは
つけないでおこうと思います.
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